ジョージ・クルーニーが挑む“シャリ抜き寿司ダイエット”の是非
“永遠の独身貴族”と呼ばれたジョージ・クルーニー(53)も、2014年9月に英国人弁護士アマル・アラムディン(37)と結婚。そんな彼の現在の姿を現地メディアがパパラッチしたら、おなかポッコリのメタボ気味な姿だった。
ピープル誌の“世界で最もセクシーな男”に2度も選ばれたあのクルーニーの面影は、なくなりつつある。
そこで乗り出したのが、新婚ほやほやのアマル夫人。彼女がクルーニーのダイエット大作戦をはじめたと、2月10日発売の「女性自身」(光文社)が報じた。
その作戦は、クルーニーの好物・タコスやテキーラを一切禁止する徹底した食事管理。彼がプレゼンターとして出席予定の2月22日のアカデミー賞授賞式までにはポッコリおなかを引き締めるつもりで、クルーニーもアマル夫人には逆らえず、おとなしく従っているようだ。
ダイエット作戦の極めつけは「シャリ抜き寿司」
アマル夫人のダイエット作戦は、ロスの有名和食レストランでも展開。大の親日家で日本食も大好きなクルーニーは、当然寿司をオーダー。だが、こともあろうにアマル夫人はダイエットのために“シャリ抜き”を指示したのだ。
日本人なら、
「おいおい、それは刺身っていうぞ」
と突っ込むところだが、夫人に逆らえないクルーニーは泣く泣く“シャリ抜き”寿司をオーダー。ダイエットが成功するまで、彼は寿司を“シャリ抜き”で食べなければならないようだ。
これだけなら微笑ましい話で終わるのだが、ダイエットの専門家はハリウッドセレブのダイエット中の食事は注目度が高く、成功させたら、どんなものでも流行ると語る。
「アン・ハサウェイやナタリー・ポートマンは、クラッカーだけ、にんじんスナックだけという、一風変わった偏食ダイエットで痩せました。こんな奇妙なダイエットでも、ハリウッドセレブの間で流行して、日本にも入ってきています」
とはいえ、さすがに日本で“シャリ抜き寿司(=刺身)”が、流行るとはとても思えないが……。
「もしもクルーニーがダイエットに成功し、メディアに『“シャリ抜き寿司”で痩せた』なんて語れば、和食レストランでの“シャリ抜き寿司”が海外セレブの間でブームになるでしょう。日本に入ってくるときには、“シャリ少なめお寿司ダイエット”なんてダイエット法になっているかもしれません」(同関係者談)
海外での寿司の運命、そして妙なダイエットが日本で流行するかどうかは、2月22日のアカデミー賞授賞式のクルーニーのおなかのポッコリ具合にかかっている!?
(取材・文/タナカアツシ)