NMB48アリーナツアー2/17 愛知県体育館リポート

デイリーニュースオンライン

【AKB48グループLIVE速報】

●NMB48アリーナツアー 2015年2月17日 愛知県体育館

『NMB48 Arena Tour 2015~遠くにいても~』と題したNMB48の初のアリーナツアーが、2月3日に大坂城ホールからスタートした。大阪のコンサートは大盛況のうちに幕を閉じ、NMB48としての最高のパフォーマンスを披露してくれた。大阪公演から2週間が経ち、今度は名古屋での開催となった。SKE48のホームの地であるが、会場には多くのNMB48ファンが待っていた。開演前に薮下柊の影アナが流れると会場の空気が一気に変わり、薮下の人気の高さを感じさせてくれた。そんな薮下は何と渡辺麻友の『ラッパ練習中』をソロで歌ったのだ。イントロと同時に薮下柊がステージに登場すると、会場のどよめきはハンパではなかった。

 注目すべき点は薮下だけではない。研究生のステージにも注目だ。大坂城ホールで全メンバーが昇格することが決まり、さらに2月8日にAKB48劇場で初の出張公演を行い、素晴らしいステージを魅せてくれた。その直後となった今回の名古屋のステージでは、これまで以上に自信に満ち溢れた感じであり、集まったファンも研究生のパフォーマンスに引きずり込まれていった。コンサート後半には、各チームごとにパフォーマンスが行われたのだが、それぞれ研究生が新たに所属するチームに加わり、チームとしてステージに挑んでいった。4月に山田菜々の卒業が決まっていて戦力が落ちるのではと心配する声もあったが、その次世代メンバーのパフォーマンスを見れば、安心して卒業していける確信が持てたのではないかと思う。

 その研究生の勢いに後押しされた感じもあり、臨場感溢れるステージが展開された。エースの山本彩が弾き語りで歌った『ひといきつきながら』、山本と山田の友情ソング『友達』など、これでもかというくらいのパンチ力を見せ付けてくれた。

 さらに先日『ミュージックステーション』で初披露された3月31日にSKE48と同時発売で、全面対決として話題になっている新曲『Don't look back』をファンの前で初披露してくれた。初という言葉にファンは弱いもので、このコンサートを観たということが、ファンにとって伝説と言える。

 さらに今回の注目はSKE48と兼任でNMB48のメンバーとしても活動している高柳明音にも注目だ。中盤のトークタイムでは、AKB48と兼任の柏木由紀とHKT48と兼任の村重杏奈の3人でトークが繰り広げられた。ここで高柳は、井尻晏菜の父親がガチの高柳ファンだということを暴露した。すでにファンの一部の間では知られていたことだが、高柳はより詳細に話しだしたのだ。井尻の父親は、SKE48のコンサートに参加して「ちゅり推し」と書いたボードをステージにいる高柳に見せたり、個別の握手会にも参加しているという。もちろん場内は大爆笑になり、会場は楽しい空気となった。

 色々なサプライズがあったコンサートだが、今日イチのサプライズは生誕祭ではないかと思う。2月17日はゆきつんこと東由樹の19歳の誕生日である。コンサートの最中にいきなり誕生日のお祝いが行われたのだ。ここでメンバーとファンとともに『ハッピーバースデー』を合唱して、ゆきつんも終始笑顔で、19歳の決意を表明した。その決意とは趣味で写真を撮っていて、その写真を使って『ゆきつんカメラ写真集』を出したいという野望だ。これは実現しそうな予感もするし、むしろファンにとって実現して欲しい野望でもある。お祝いはこれだけでなく、アンコールで「ゆきつん」コールが響き渡り、最後までゆきつんをお祝いムードに包んでくれた。

 笑いあり友情ありストイックさもあるコンサートは3時間に及んだ。この3時間はあっという間と感じてしまうほど密度の濃い内容だったと言えるのではないかと思う。これからもこのNMB48ならではののスタイルは続けて欲しいものだ。

Report by Bremen ohshima

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