「子供は認可保育園へ」庶民派ママを演じる小雪の思惑
小雪(38)の長女(2)が認定保育園に通っていることが、3月10日発売の『女性自身』(光文社)で明らかとなった。
かねてから小雪は、
「自分の子供は、なるべく一般家庭と同じように育てたい」
と、長男(3)を公立保育園に入園させたがっていた。これはママたちの共感を呼ぶ一方で、待機児童を抱える母親からは大きな反発の声もあがった。
実際は、待機児童状態が続き、なかなか入園できる保育園は見つからなかった。結果、公立保育園を諦め、月8万もするインターナショナルプリスクールに入校させたのだが、
「一般家庭と同じよう育てたいならば、公立保育園が無理でも公立幼稚園があるのに」
と、新たな反発の声を生んでしまった。そんな経緯を経たからか、長女は念願の認定保育園に入園させたようだ。
ずれた小雪の庶民感覚
小雪の「一般家庭と同じように育てたい」という“保活”の理念は、多くの賛同者を生んだ。さらに、夫婦仲もよく料理上手とあって、理想のママ像になった。出産後に出演したCMのギャラは、1本3,000万円とも言われている。
「小雪さんが出産した時期は、ママタレブームまっただ中。ママの生き方や子育て方法にならって、ギャルママ、セレブママ、庶民派ママ、キレイ系ママなど、さまざまな分類が生まれていました。その中で小雪さんは、一般ママに近い『庶民派』ママであろうとしたんです」(芸能ライター)
だが、長男がインターナショナルプリスクールに通ったこと、さらに第2子の出産を入院費用100万円ともいわれる韓国のセレブ御用達“産後院”で出産したことで、「一般家庭と同じように子育てをしたい」と言う彼女の理念は、もはや絵空事でしかなかった。
「出産後、ギャラも高騰してた小雪さんは、『最強のママタレになる』と言われていました。が、保育園問題や産後院での出産でママたちの共感を失い、ママタレとしの需要が激減。今回、長女を一般の認定保育園に入れたことで、過去の出来事で失った一般のママから共感を得られると思ったのでは」(同前)
もうすでに手遅れのような気がするが、彼女はそれでも世間にすり寄り、理想のママタレポジションを取り戻そうとしているようだ。
(取材・文/タナカアツシ)