4月7日放送のバラエティ番組『中居正広のミになる図書館』（テレビ朝日系）に出演した俳優・中村昌也（28）が、元妻でタレント・矢口真里（32）の出演番組を録画してまでチェックしていることを明かし、共演者らを驚かせた。しかし視聴者からは驚き以上に「この人矢口ネタしかないの？」「最初は同情してたけど中村も何だかな～…」と呆れ声が上がっている。

　中村は2007年1月の深夜ドラマ『パズル』（テレ朝系）で俳優デビュー。同年7月から2010年まで所属事務所、ワタナベエンターテインメントのアイドルグループ「D-BOYS」に加入して活動していたが、世間での知名度はそれほど高くなかった。しかし、2011年5月に矢口との婚約を発表したことで一気に注目を浴びることに。翌年5月に結婚式を挙げ、中村はこの年から朝の情報バラエティ番組『PON！』（日本テレビ系）のレギュラーになるなど広く認知されるようになった。こうして公私共に順風満帆な生活を送っていたかのように思われたが、2013年5月に離婚を発表。元モデル男性と矢口の自宅不倫現場に“鉢合わせた”という衝撃のニュースが報じられた中村には、多くの同情や応援の声が寄せられた。

　その後の中村はバラエティ番組などで矢口との離婚騒動について話を振られることが多く、言葉を選びながら受け答えする様子に視聴者も同情を続けていた。しかし、不倫した矢口への反感を持つ視聴者は、中村が“矢口ネタ”ばかり口にすることに対しても「だんだんイラついてきた」と感じるようになっていったようだ。

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SMAP中居から「まだ好き？」と聞かれ……

　その矢先に放送された『ミになる図書館』では、出演していたタレント・ヒロミ（50）が中村に「（矢口が）テレビに出ていたら観られる？」と質問。中村は「全然観ます」と即答し、ヒロミに「頭おかしいよ」と苦笑されたものの、「もう別れてるし、芸能界では先輩ですから」と言い切る中村。さらに「（番組の）途中からでも録画します」と、偶然目に入った番組だけではなく能動的に元妻の出演番組をチェックしていることを明かし、共演者らを騒然とさせた。この放送に、ネット上には

「今までは同情してたけど、発言するたびガッカリ感が増す」
「視聴者はみてて不快なのに、当事者の元夫が“元妻おもしろい”ってどういうこっちゃ」
「ヒロミの言う通り頭おかしい（笑）」
「本望ではなかったにしても、結果中村さんも仕事増えたからねぇ」
「代表作『矢口の元旦那』だからなー（笑）」

　などと呆れ声が飛び交っている。また、司会の中居正広（42）が「まだ好きなんじゃないの？」と矢口への未練を指摘したところ、中村は「それはない」と否定した上で「僕のこといじられてるだろうし」「テレビで情報の共有は必要かな、と。仕事として。やっぱ面白いなと思いながら」などと説明。これについては

「矢口がおもしろいからじゃなくて、自分の話題に興味があるんだよね」

　というような冷静な意見も。不倫騒動を起こした矢口への批判は未だ止まずにいるが、それをネタにしている中村への見方も厳しくなりつつある。「まぁ被害者でもあったし、早く次の人見つかるといいね」という声もあるものの、さすがにその時までには“元妻ネタ”を封印しなければならないだろう。

（文／一樹守）

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