出産病院のランクで決まる“ママ友マウンティング”の壮絶な実態

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恐るべきママ友のマウンティング地獄
恐るべきママ友のマウンティング地獄

 沢尻エリカが演じたドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)で描かれていたように、女社会は“マウンティング地獄”。なかでも、熾烈なのがママ友内のマウンティングだ。

 それまでのママ本人の職歴やキャリアなどといったものが全く意味をなさず、「置かれている環境の優劣」、「夫のグレード」、「見た目」のみで格付けされるわかりやすい世界。

 お互い会話では謙遜しあいながらも、出産した産院のレベルから、無痛分娩、立会出産の有無や、ベビーカーの値段まで。ママ友達同士でマウンティング合戦が繰り広げられているという。

 そんな“ママ友地獄”の経験者・一歳児の育児中である加奈子さん(仮名・35歳)に聞いてみた。

「ママ友との最初の共通の話題で避けられないのが、どこで出産したか。都内だと芸能人御用達の無痛分娩の病院が最高クラスですが、私のような高齢出産だと高リスクになるので、人気のセレブ産院からは断られたりします。退院前に振る舞われる“お祝い膳”も病院の“格”によって全然メニューが違って、自分はしょぼいファミレスのようなお祝い膳だったのですが、ママ友達はフルコースディナーで牛フィレ肉や、オマール海老を食べたそうです」

 出産経験者以外には、あまりピンとこない出産スタイルについてだが、ママ友同士の会話では絶対避けられない話題らしい。

「ママ友は基本的には趣味も仕事も年代もバラバラ。唯一の共通項が出産なのです。なかでも、『無痛分娩』、『夫立会い』、『カンガルーケア』の三点経験者は仲間内でも自慢げに語ります。夫立会いに関しては、望んでもタイミングによっては叶わなかった人も多いので、夫婦仲の良さアピールとしてもよく聞きます。逆に惨めなのが帝王切開。心無いママ友の中には『痛くなかったでしょ』とか、まるで楽して産んだように言ってわざと帝王切開のママを傷つける人もいます。もちろん、帝王切開の場合は立ち合いも カンガルーケアもできない産院が多いので出産話の時は話題に加われないのです」

リーダー格の抱っこ紐はエルゴのリバティ柄

 一歳半の女児のママである恵美さん(28歳・仮名)にも話を聞いた。

「出産後に産院で開かれていた産後ヨガに参加した時、みんなお揃いのようにエルゴの抱っこ紐だったんです。私は安いスリングで、『うわーそれ珍しい、どこの』ってわざと聞かれて恥ずかしかったです。エルゴの抱っこ紐も、みんなグレーかブラックが主流ですが、オーガニックやリバティ柄のママはやはりリーダー格の人に多いですね」

 やはり“ママ友界”を牛耳るには、出産と育児にまつわることで優位に立てる要素が必要な様子。

 加奈子さんも「ベビーカーも、AB型かB型かで二台持ちかどうかマウンティングされる」と言う。

「一人しか産まないママ友の間だと、男児を出産したママは『本当は女児が欲しかったんだけれどね』と言いながら、謙遜しているようで自慢します。女児のママは男児が欲しかったという人が多く、なかには『電磁波の影響かな』と思い悩む人もいます。でも一番の勝ち組は男児と女児の二人出産したママ。今や育児は“最高のぜいたく品”なので、二人目出産は裕福の証なんですよ」

 かつては出産にも育児にも優劣がなかった日本。少子化の影響なのか、あらゆることで“格付け”されてしまうママ友達。今回はほんの氷山の一角にすぎない。

(取材・文/如月小百合)

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