「孫の名前覚えない」“愛されるクズ”蛭子能収の素顔

デイリーニュースオンライン

貴重なキャラで需要は絶えず
貴重なキャラで需要は絶えず

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で、一躍ブレイクを果たした蛭子能収(67)。番組では相棒・太川陽介(56)とのグダグダなやり取りが人気を呼び、最高視聴率15.3%を記録している。

 その番組の裏話を4月21日発売の「FLASH」(光文社)が掲載。ホテルから抜け出して雀荘に遊びに行き、翌日路線バスで麻雀相手に遭遇したこと。どうしても「大」が我慢できなくて、路線バスから降りて用を足し、マイクロバスで追いかけたなど、彼らしいエピソードが披露されている。

 普通のタレントなら不祥事だが、蛭子にとってはこういったことは日常茶飯事で許される。なぜなら蛭子は、“クズ”の代名詞だからだ。

孫の名前を覚えていない

 蛭子といえば、今は人気があるおじさんみたいな扱いだが、一部では真性のクズとして定評がある。それはすでに伝説といえるレベルだ。

 例えば、「子供があんまり好きじゃなかったです、実は。自分の子供をほしいと思ったこと、1回もないんですよ」と公言。孫が5人いるが興味がないので名前を覚えていないそうだ。

 妻の死後2か月後には、女性マネージャーを家に連れ込み口説こうとする。そのときの心境を蛭子は、「女の人であれば誰でも良かった」と語っている。

 また、人が死ぬと面白くて、お葬式では笑いをこらえることができないという。その証拠に、テレビ業界では追悼番組のブラックリストに載っている。

 何よりもすごいことは、これらの“クズ”エピソードをメディアで披露されても、全く否定しないことだ。

それでも愛される蛭子能収

 最近は、たびたびバラエティに呼ばれる蛭子。その発言はぶっ飛んでいるものが多く、新たなクズエピソードを量産している。しかし、それでもなお、彼へのオファーはあとを絶たない。

 テレビ関係者が、蛭子の魅力について語る。

「非常識で、発言によっては撮影中断やお蔵入りの危険性もありますが、蛭子さんが出ると数字が穫れるんですね。発言がぶっ飛んでますが、視聴者も『蛭子さんなら仕方ない』と、何を言っても許される。こんな貴重なキャラクターいないですよ」

 テレビでヘラヘラしながら思うままの発言をする蛭子。その辺りが世間に受けているのだろう。テレビ局も積極的に起用する姿勢があることから、まだまだ彼の快進撃は続くようだ。

(取材・文/タナカアツシ)

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