杉村太蔵の年収暴露にスタジオ騒然「年収4000万以上はある」

デイリーニュースオンライン

著書名は「バカでも資産1億円」
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 6月22日にフジテレビで放送された『中居正広のこうして私はやっちゃいました! 神センス塩センス!』で、杉村太蔵(35)がしゃべり過ぎてしまった。MCはSMAPの中居正広(42)と西山喜久恵(46)。ゲストには、板東英二や大久保佳代子、夏川純などやらかしてしまった過去がある人物がずらりと並んだ。

 中居がゲストの過去を暴き、ゲスト自身が当時の出来事を解説するというスタイルで、番組は進んだ。そして番組中盤、杉村にお鉢が回ってきた。

タイゾーは「人をイラッとさせる」塩センスの持ち主?

 杉村といえば、外資系証券会社に勤務していた26歳の時、インターネットで自民党の党員募集を発見して応募。応募者1000人の中から見事合格し、そこからたったの1か月で衆議院選に当選した、小泉チルドレンを代表するシンデレラボーイだった。しかし、番組が彼に与えたタイトルは、

<思ったことをすぐ口に出して人をイラッとさせちゃう塩センス>

 悪い意味で杉村の知名度を上げてしまったのは、当選直後のインタビューでの発言だった。政治家になって何をしたいのかを聞かれ、

「ハイヤーに載って料亭通いしたい」
「無料パスでグリーン車乗り放題」
「議員報酬でBMW買いたい」

 と言い放ったのだ。

 これらの発言を受け、当選2週間後には単独で謝罪会見を開いた。前代未聞の政治家である。当時を振り返ってスタジオで杉村は、

「ちょっとでも知名度を上げたいと思って言ってしまいました」

 と、反省の意を示すも、上記のことが本当かどうかMC陣に聞かれると、ドヤ顔に転身。

「ハイヤーは全然乗れます。グリーン車も乗り放題です。議員報酬でBMW買うなんてそりゃあ余裕ですね。議員報酬は2000万円でしたから」

 とのたまったのだ。さらには、現在の年収を聞かれ、

「僕は投資のプロですからね、4000万円~1億円以上です」

 と答える暴露っぷりを見せた。同時に、当時の“上司”だった武部幹事長に机をたたいて激怒されたことも告白。これにはさすがに肝を冷やしたようで、

「申し訳ないと思ったのは、政党支持率が下がりましたからね」

 と、肩を落とした。さらに杉村を追い詰めることになったのは、元読売新聞の記者だった大谷明宏氏による政治家・杉村太蔵の分析VTR。

「彼ほど政治家のイメージを落とした男はいないですね。子供が政治家を目指さなくなったのは、ひょっとすると彼が大きなきっかけを作ったんじゃないかという気さえします。そもそも彼は政治家になったんだけど、政治面で登場したことがない。登場したのは社会面か芸能面。テレビ的には非常に面白い。そこが彼が今日まで生き延びている最大の理由だと思います」

 これにはさすがの杉村も絶句。番組は大いに盛り上がった。すべり芸を身に着け、着々と出演番組を増やし、投資でも荒稼ぎしている杉村は、次はどこに向かっていくのか。終着駅はなかなか見えない。

(取材・文/大伯飛鳥)

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