うつ病の原因は「反すう思考」だった! 自然の中を歩くと改善されることが判明 (1/2ページ)

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うつ病の原因は「反すう思考」だった! 自然の中を歩くと改善されることが判明

近ごろスタンフォードから出た論文(英文)によれば、森や木々のなかを歩くだけでも、かなりうつ病の改善につながるそうな。

・反すう思考はうつ病の一番の原因
これは、38名の男女を対象にした実験で、まずはアンケートと脳スキャンで全員の「反すう思考」をチェックしたんですね。反すう思考は、うつ病の一番の原因と言われてまして、以前に書いた説明を再掲します。

・過去の失敗を何度もイジイジと考え続ける
「反すうとは、牛が胃から草を口にもどして何度もクチャクチャ噛む行為を指しますが、うつ病や不安症の「反すう」は、自分の欠点や過去の失敗を何度もイジイジと考え続けることを意味しております。この傾向が強い人ほど抑うつや不安に苦しみやすいのは、いろんなデータでもハッキリ出てる」

・ネガティブ思考が強くなっていく
……といった感じ。この状態が続くと、どんどん負のスパイラルにハマっていき、ネガティブ思考が強くなっていっちゃう。その結果、友人が離れていったり、思考能力が下がってしまったりと、さまざまな問題を引き起こすことが知られております。

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・あまり悩まなくなった
今回の実験では、全員の「反すう思考」レベルを調べたあとで、90分ほど自然のなかを歩いてもらったんですね。すると、大半の参加者は散歩中に「反すう思考」の回数が減りまして、前頭前野の活動も低下していた(≒あまり悩まなくなった)んだそうな。

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