結婚相談所やシニアお見合いパーティーを利用するシニア世代、５０代６０代が急増、なぜ？
こんにちは、銀座の結婚相談所Bゼルム　婚活アドバイザー立花です。

以前、結婚相談所は３０代４０代が多く利用するものだと考えられていました。

実際に今も登録者数はその世代が一番多いですが、シニア世代の利用が急増しており、それは高齢化に伴い今後も増加するでしょうね。

うちの相談所も平均年令がぐっと上がりました（笑）

理由としては
◆熟年離婚が増えたこと
平成19年に始まった年金分割制度。

離婚後の生活が不安という理由から離婚に踏み切れなかった妻たちが、夫の年金を分割してもらえるようになったもんで離婚を後押しする形になった。
◆晩婚化が進み５０代以上のシングルが増えたこと
今の５０代６０代７０代は一昔前に比べたら見た目も中身も若くて元気です！

平均寿命が昔に比べ長くなった分、２度目の青春、人生仕上げの年齢を豊かな気持ちで過ごしたいと考える人が増えたと思います。
◆インターネット普及の増加
情報を集めやすい環境になったこと。

特に女性はこういう情報をまめに集めやすくなったり、お子さんや友人にすすめられたという人もとっても多いです。

ブライダルゼルムのシニアお見合いパーティーも１０年前は月１回開催だったものが、今では週１，２回と１０倍以上になりました。




なぜ５０代前半の女性だと有利なのか！？婚活の現状
結婚相談所で相手探しをする時にまず、どの世代でもだいたい相手の希望年齢は同世代～７つ上くらいと言われることが多いです。

バランス的にもそれくらいが普通でしょう。

成婚カップルもだいたいそれくらいの年齢差のカップルばかりです。

５０代前半くらいの女性が多く言うのは「６０歳くらいまで」「まだ定年退職していない人」

そう、年金生活に入ると、男性側の年収がプロフィール上に見えないので、６０代男性は格差がほとんどなくなり資産状況が見えにくい傾向にあります。

５０代男性はまだ現役。年収もきちんと掲載されているので、経済状況が見えやすく安心して相手探しがしやすいというのも理由の１つです。

５０代前半の女性の特徴として子供が学生・まだ独立していない・独身であるという人も多いです。

ただ、子供が結婚自分の手から離れ、親の任が解けてからいざ、お相手探しをしたのでは、年齢的に不利だし、子供も「母親を１人にするのは心配」と考えし、本人も子供の負担になりたくないと思います。

そういった状況から、入籍自体は余裕をもって考えたいけれど、将来を共に過ごせるパートナーが早く欲しいという考えの人が非常に多いです。

先々のことまでちゃんと見えている女性ですね！


シニア婚活のポイントは入籍希望時期。
・即入籍したい！派

・入籍は１～３年時間をかけたい派

・未入籍希望派（前夫と死別して遺族年金をもらっていたりする関係で入籍は希望しない、という女性も登録しています。

この３つに分かれます。

２０代や３０代の人はこんな希望はないですよね？

子供や家族のこと、家など資産のこと。色々な現実的な問題があるからこそ、お見合いでの相手探しは効率が良くできるのです。

「私、５０歳すぎて、もういい人なんて見つからないだろうし、ましてや結婚相談所でお見合いなんて・・・」という方、まだまだ諦めるのは早いですよ。

立花えりこ/ブライダルゼルム
立花えりこブログ「その婚活間違ってない？～お見合いで恋愛結婚」