あなたもプチ毒親かも! コレを言ったら「毒親まっしぐらなNGフレーズ」3つ (1/2ページ)
“毒親”と聞くと、子どもに肉体的・精神的虐待をしたり、育児を放棄するようなひどい親のイメージがありますが、ちょっとだけ毒親の要素がある“プチ毒親”になっている人は意外にも多いように思います。
一種の“優しい虐待”をしている親たちです。
このような親は自分で自分がそうした虐待をしていることに気づくことは少なく、知らず知らずのうちに子どもに悪影響を与えている危険性があります。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、プチ毒親の人が言いがちな毒親語録と子どもに与える影響についてお伝えします。
■あなたもプチ毒親かも!? ウッカリ言いがちな毒親フレーズ3つ
(1)「これ食べないと大きくなれないよ」
と脅迫していませんか?
食事中、一番大切なことは“美味しく食べる”こと。このことをすっかり忘れて箸の上げ下ろし、偏食をなくすことに躍起になっているママがいます。
「これ食べないと大きくなれないよ」と言うのは状況的に嫌いな食材がある時。
嫌いな食材に対して、大きくなれないという脅迫を入れても嫌いな食べ物は克服できません。
「これ美味しい、美味しいよ~」と言って周りが美味しそうな顔で食べたり、畑でなっている様子を見せて楽しい体験をさせることで食べられるようになっていきます。ただ「○○しないといけない」と脅迫をするのではなく、子どもの興味に合わせて“食べたくなる”ように仕向けることが大切です。
(2)「あなたのためを思って…」
教育熱心なママはその想いの強さからついこんな言葉を発しがちです。
でもこれは本当に子ども側の幸せを考えているのでしょうか?
“あなたのためを思って”が親のプライドを満足させるだけのものに陥っていないでしょうか。子どもにしてみればどこかで“恩着せがましい”と感じているかもしれません。
もっとシンプルに「お母さんは○○してくれると嬉しい」と言った方が子どもにストレートに伝わるでしょう。親子の間で変な駆け引きをしないことです。