【世界で最も素敵な瞬間】モスクワ・赤の広場にそびえる美しい教会、聖ワシリー大聖堂の夜景 (1/2ページ)

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【世界で最も素敵な瞬間】モスクワ・赤の広場にそびえる美しい教会、聖ワシリー大聖堂の夜景


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、モスクワには、旧ロシア帝国の宮殿で、現在はロシアの国家機関の中枢が集まるクレムリンという場所があります。

そのクレムリンの正面にあるのが、「赤の広場」。「赤」は元々ロシア古語で「美しい」という意味もあり、その名も「美しい広場」なのです。

その美しい「赤の広場」でひときわ目を引くのが今回ご紹介する聖ワシリー大聖堂です。この大聖堂は、ロシア正教会の寺院で、ロシアでも最も美しい建築物の一つと言われています。

その歴史は古く、モスクワ大公国の初代ツァーリ(君主)・イヴァン4世の命で16世紀に建てられたと言われています。

建築を命じたイヴァン4世は、非常に残虐な性格でロシア史上最悪の暴君とも言い伝えられている君主。

この聖ワシリー大聖堂が完成後、このように美しい建物が他に作られることがないように設計者の目を失明させたというまことしやかな伝説が残っているほど、その美しさは目を見張ります。(実際には大聖堂の完成後も設計者であったポスニク・ヤーコブレフが他の重要な建造物の設計を担当していた記録が存在します)

聖ワシリー大聖堂はおとぎ話の世界から出て来たかのようにメルヘンな外観で、「赤の広場」でも圧倒的な存在感を放っています。

タマネギを乗せたような不思議なデザインの塔はデザインも高さもバラバラですが、全体としては絶妙な一体感を形成しています。

建てられてから400年以上も経っているのに、まったく400年以上前の建物とは思えないほど。その独特なデザインは現代アートのような雰囲気すら感じさせます。

オススメはライトアップが始まる夕暮れ時。独特な大聖堂はライトアップの光を受けて、昼間よりもさらにファンタジックな姿へと変わっていきます。まさに時間を忘れて見入ってしまう大聖堂といえるでしょう。

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