タレントで女優の坂口杏里（24）が大きな岐路に立たされている。

　バイきんぐの小峠英二（39）と破局し、これまでのような熱愛ネタの話題づくりができなくなってしまったことでオファーが減少。たまにメディアに露出しても「顔がヤバすぎて話が頭に入ってこない」などと“整形疑惑”ばかりが話題になり、本人がアップした自撮り写真が「整形の証拠」と騒がれるなど痛々しさが目立っている。

もはや整形疑惑は「疑惑」ではなくなった!?

　かねてから整形疑惑のあった坂口だが、ここ最近は「もう疑惑ですらない」などとネット上でツッコミが入ることが多くなった。その証拠といわれるのが自らInstagramなどにアップしている自撮り写真。伏し目がちの画像や目をつぶった写真が「不自然すぎる」と指摘され、一部で話題になっているのだ。

「二重整形の最も簡単な見分け方は目をつぶった時。もともと二重の場合は大体の人が目をつぶれば線が消えますし、伏し目がちになっただけでも薄くなります。二重は『シワ』ですからね。しかし、整形で人工的に作られた二重はクッキリとした線が残ったまま。坂口さんの目をつぶった写真は、かなり深い線が残っているように見えるものがありますね」（美容業界関係者）

　デビュー当時の坂口は間違いなく奥二重だったが、現在はクッキリ二重。それだけでも怪しまれていたのだが、自撮り写真によって自ら疑惑を深めてしまっているようだ。

　整形疑惑だけなら他にも多くの芸能人にウワサがあり、仕事や人気に影響するほどではない。だが、坂口の場合は視聴者が顔の状態に目を奪われて、そればかり気になってしまうほどになっている。

　7月25日にはイメージキャラクターを務めるパチンコチェーンに来訪したという記事がスポーツ紙に掲載されたが、その写真にも「整形しすぎで顔が怖くなってる」「顔面崩壊してる…？」などといった手厳しい意見がネット上で寄せられている状態だ。これは6月に出演したバラエティー番組の放送時にも多くの視聴者から指摘されていた。

精神不安定が「崩壊」招いたのか？

　整形を繰り返すことで顔面が大変なことになってしまう例は少なくないが、そのような事態に陥っているのではないかと心配になる。

「もし顔の激変の原因が整形であれば、その心配はまったくの逆。メンテナンスを怠っている状態ではないかと感じられます。一般的には『整形中毒』の人ばかりクローズアップされますが、何らかの精神状態の変化によって顔に手を加えるのが突然イヤになる人も実は多いんですよ。メンテをしなくなると顔が思わぬ変化をしてしまう。最近の坂口さんは『まつげエクステ』をしなくなりましたが、その兆候の一つだったのかもしれません」（前同）

　かつては天然の「おバカキャラ」として知られていた坂口だが、6月に出演したテレビ番組で「本当はバカを演じていただけ」と告白。さらに「口も悪いしサバサバしている」「スゴく厄介な女」などと明かし、驚く共演者や視聴者に向けて「これが本当の私」と宣言していた。

　突如としてビジネス上の「虚飾」を捨て去ったといえるが、それがルックスにまで影響したということだろうか。だとすれば、何がそのきっかけになったのか。

「今年5月、坂口が恩人と慕っていた芸能プロ元社長がモデル志望の少女に性行為を強要したとして逮捕された。取り乱した坂口は元社長の記事を掲載したメディアに自ら電話でクレームを入れ、謝罪文を書くよう要求したといわれています。普通の状態なら、タレント本人がそんなことまでするのはあり得ない。そのころから、坂口の精神状態がおかしいと業界内でささやかれるようになっていました」（週刊誌記者）

　実際、これを境にして顔の激変や天然キャラ封印、小峠との別れなどが立て続けに起こっている。小峠との熱愛ネタを振りまいていたころに「メンヘラっぽい」などと評されていた坂口だが、破局で落ち着いたと思われていた今こそ危険な状態なのかもしれない。今がタレントとしての正念場であるが、まずは精神的な不安定さを取り去るのが先決といえそうだ。

（取材・文／夢野京太郎）