不倫SNS『アシュレイ・マディソン』のハッキング騒動に怯える自衛隊妻たち (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

流出を恐れるJ妻たち(写真はイメージです)
流出を恐れるJ妻たち(写真はイメージです)

「やっぱ世間って狭いもんですね。不倫サイトで知り合った人妻と付き合ってたんですが、その人妻、なんと俺の上官の奥さん、J妻(自衛隊妻)だったんですよ。ホント、驚きました!」

 こう語るのは海上自衛隊厚木航空基地に所属する現役・下士官のMさん(50代)だ。長年、男世界の自衛隊で勤務してきたMさんは女性との交際経験はない。

 初体験は少年自衛官時代、広島市の歓楽街「薬研堀」のソープで筆卸しをした筋金入りの素人童貞だ。そんなMさんに転機が訪れたのが“不倫サイト”として知られるアシュレイ・マディソンである。性欲に餓えた人妻たちは15歳から素人童貞を貫いてきたMさんにとって、「カネをかけずにSEXできる」女神みたいな存在だったという。

 だがそんな幸福は長くは続かなかった。

「海自厚木基地では、毎年、ハロウィンパーティがあるんです。そこで直属上司ではないのですが顔見知りの幹部、ま、上官奥さんらしき人がいて……」

 もちろん2人の関係が上官にバレた訳ではない。でもお互いに気まずい思いをしたためか関係はその後自然消滅した。

「J妻が不倫に走るとは聞いてましたが、まさか官品(註:自衛官の妻や子女弟のことを指す)が不倫サイトにいるとは。ぶっちゃけ自衛官なら民間の女性と付き合いたいですね。それはJ妻も同じだと思いますよ」(Mさん)

不倫中のJ妻もアシュレイ・マディソンを利用

 実際、転勤も多く、海上勤務もある海自隊員の妻は不倫に走るケースもすくなくないという。海自横須賀基地所属の潜水艦乗員の妻・Iさん(43歳)もそんな不倫に走るJ妻のひとりだ。

「亭主、元気で留守がいい──そういいますけど、あまりにも留守が多くてたまに帰ってきたかと思えば元気良すぎ。自衛官は体を鍛えているせいか、夜も強くて。一晩にギンギンの状態で5回も求められても困ります」(Iさん)

 あまりにも元気すぎる夫に辟易としたIさんは、夫の長期航海中、女性に優しく接してくれる相手を求めて、冒頭部で紹介したアシュレイ・マディソンはもちろん、いくつかの出会い系サイトに登録した。

「大勢の男性からのお誘いが嬉しくて。やっぱり“民間”の男性は女の扱いも慣れてます。ハマッちゃいますよ」(前出・Iさん)

 超体育会系の自衛官の夫と違い、出会い系サイトで出会う男性たちは何事も女性に“お伺い”を立てるように求めてくるところがIさんにとっては新鮮だった。

「食事に誘って頂いたなら、まず奥の席に座らせてくれます。そしてメニューの選び方もスマートにバリエーションに富んだチョイスをしてくれます。夫だとそうはいきません。勤務時間と同じ、24時間、ずっと“自衛官”ですから」(同)

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