ろくでなし子×架神恭介スペシャル対談「女性器と仏教の類似性について」 (1/4ページ)

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まん中の創作的重要性とは
まん中の創作的重要性とは

 自身のまん中(女性器)の3Dプリンター用データを頒布した罪で係争中のろくでなし子さん。前回は彼女と市原えつこさんの炎上に関する対談を記事にしましたが、今回は彼女の芸術行為に関して考えてみたいと思います。

 といっても、彼女のあれがアートかそうでないかとか、犯罪性がどうのこうのには興味がないので、今回はただ一点、「まん中の創作的重要性」にテーマを絞ります。

 ろくでなし子さんの著書『私の体がワイセツ?!』にも収録されている裁判での意見陳述書によると、ろくでなし子さんは、自分の体の一部にすぎない「●●●」が日本では悪いもの、汚らわしいものとして嫌われ、「●●●」という三文字を口にするだけでも怒られたり、おそれられたりするのか疑問に思い、この活動をしてきたと言います。

 現にこの記事でも様々な大人の理由で、「その三文字」を使うことが許されず、筆者はいま「まん中」や「●●●」と表記せざるを得ない現状があります。

 女性器は「手足と同じ」と語り、まん中への特別視に対して疑問を呈する彼女の意見は、少なくとも生物学的には議論の余地なく正論だと思います。ですが一方で、まん中が特別視されているというその事実は、たとえば物語などの創作においては重要な意味を持ってきます。「その三文字」それ自体が持つ力というものがあるのです(ですので、読者の方はぜひ「まん中」を「その三文字」に置き換えて読んで下さい)。

 この点について、以前よりろくでなし子さんの考えをお聞きしたいと思っていたのですが、いま、彼女は30分5000円でのレンタルサービスを行っており、丁度都合が良いのでこちらを利用して対談を行うことにしました。

ろくでなし子レンタル

 なお、レンタルすると、サービスで似顔絵を描いてもらえます。筆者も描いてもらいました。

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