これに対して、ネット上では「あびるの旦那アホだけど可愛いな」「あびるってあんな可愛かったっけ？ 旦那のおかげかな」「私もあれぐらいベタ惚れされてみたい」などと、才賀への肯定的な意見が多数。普通なら他人の惚気など聞きすぎれば印象が悪くなりそうなものだが、才賀独特の愛嬌と、度が過ぎたベタ惚れぶりが逆に突き抜けて好印象になったということだろうか。

　しかし、中には「万引き自慢しても逮捕もされず、TVに出続けられて、結婚もできるんだから芸能人はいいよな」「旦那さんは昔万引きでお店一件潰したの知ってて結婚したのかな？」と、あびるが2005年に、かつて日本テレビ系列で放送されていたバラエティ『カミングダウト』で、集団で万引きを繰り返し、店を閉店に追いこんだという話を披露した結果、大批判を受けたというスキャンダルを引き合いに出し、現在もテレビに出続けることへの違和感を露わにしている声も少なからずあるようだ。

　あれから10年が経過しても、未だに過去の悪行が取り沙汰され続けるあびる。歪んだ見方をすれば、今回の出演によって、そうしたアンチたちの中では、イケメン格闘家を騙してとっ捕まえた悪女、という負のイメージが上書きされる可能性もあるだろう。本人がいくら反省しようと消えないだろうこうした過去の十字架や、それがもととなる批判に対しても、二人は夫婦愛で乗り切っていけるだろうか。

　交際期間ゼロでスタートした結婚生活が、幸せの絶頂を過ぎたら即離婚、みたいな事態にならないことを切に祈るばかりである。

（取材・文／阿佐美UMA）

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