「めでたしめでたし」では済まされない北海道児童遭難事件 重要なのは「しつけ」と「虐待」の境界線ではない
北海道における児童置き去り・遭難事件は国内だけでなく、世界的に大きな話題となっています。欧米を中心に、ロシアやラテンアメリカでも報道されていましたが、その論調は「見つかってよかったね。めでたしめでたし」というようなものではなく、しつけとして虐待的な行為が許されてしまう日本への懐疑的な内容でした。たとえば、エクアドルの新聞もイギリスの新聞も「両親によって、罰として森に置き去りにされた少年」と報じ...