アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.10(2)絶頂期アイドルはなぜ死を選ぼうとしたのか?
デビュー2年目のアイドル歌手・岡田有希子が所属事務所が入ったビルの屋上から身を投げたのは、86年4月8日だった。 自ら死を選んだ原因は、一説には当時42歳とふた回り年齢の離れた中年俳優・峰岸徹への失恋と囁かれた。86年4月24日号によれば、岡田有希子の遺書には「峰岸さんにふられた」とか「好きだったのに冷たくされた」という文字が躍っていたという。 だが、当の峰岸は、事件当夜の記者会見で「あくまで兄と妹のよう...