プロレス解体新書 ROUND51 〈フルタイム涙の師弟対決〉 IWGP王者の藤波に猪木が挑む
1988年5月にビッグバン・ベイダーを下し、2代目IWGP王座に就いた藤波辰爾(当時は辰巳)。その3カ月後、師匠であるアントニオ猪木を相手に運命の防衛戦を迎えた。 今年になって、新日本プロレスでは本間朋晃と柴田勝頼が、また、DDTに参戦していた“帝王”こと高山善廣も、それぞれ首や頭部に重傷を負うリング禍に見舞われている。 「今はメジャー団体でも年間100試合程度。それでいて年間250試合をこなしていた時代よりも、目立...