話題の1冊 著者インタビュー 本橋信宏 『新橋 アンダーグラウンド』 駒草出版 1,500円(本体価格)
――前作の『上野アンダーグラウンド』に続いて今回、新橋を取り上げたのはなぜですか? 本橋 駒草出版のシリーズ担当編集者・杉山君から「次は新橋、どうですか?」と勧められたことと、たまたま私の仕事場から36年ぶりに駆け出し記者時代の取材ノートが見つかったんですね。その中に24歳のときに新橋を取材したノートが混じっていたんです。それは週刊大衆誌上で『山手線駅300円で飲み食いできるメニュー』という記事のもとに...