追悼・輪島 黄金の左で投げ飛ばした波乱万丈70年(3)天真爛漫さはミスターと双璧
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週刊アサヒ芸能 2018年 10/25号
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土俵の上では鬼神のごとく猛々しい表情で勝負に挑んでいた輪島だったが、いったん土俵を下りれば、そのキャラクターで、記者や角界関係者からも愛された。スポーツ紙デスクが言う。「あれは大関昇進の時です。協会の使者に口上を述べる際、『謹んでお受けします』と言ったものの、あとが続かない。しばらく考えたあと、『えっと、次何と言うんですか』と親方とやって、花籠部屋の会見場は爆笑の渦に包まれた。本当に憎めない人...