田中角栄「名勝負物語」 第二番 福田赳夫(9)
「角福戦争」“第2ラウンド”。 「三木おろし」では手を組んだ「角福」だったが、三木武夫の後継として首相のイスにすわった福田赳夫が、「2年後に大平正芳に“禅譲”」との約束を反故にしたことにより、大平は田中角栄と連合を組み、総裁選での勝負に出た。結果、当初の「福田有利」の下馬評をくつがえしての逆転勝利で大平が政権に就いた。このときの総裁選で田中は、これ以上、福田政権が続くことは、ロッキード事件での逮捕も...
「角福戦争」“第2ラウンド”。 「三木おろし」では手を組んだ「角福」だったが、三木武夫の後継として首相のイスにすわった福田赳夫が、「2年後に大平正芳に“禅譲”」との約束を反故にしたことにより、大平は田中角栄と連合を組み、総裁選での勝負に出た。結果、当初の「福田有利」の下馬評をくつがえしての逆転勝利で大平が政権に就いた。このときの総裁選で田中は、これ以上、福田政権が続くことは、ロッキード事件での逮捕も...
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