中米エルサルバドルには自ら武装してギャングと戦う市長がいる
中米エルサルバドルのサン・ホセ・グアヤバルは45平方キロメートル1万3千人が住む小さな町。その首長、マウリツィオ・ヴィラノバ(Mauricio Vilanova)は、日々防弾ベストを着用し、自動小銃を持ってパトロールに出かけている。 中米では各地でBarrio 18やMS-13(いずれもアメリカ西海岸をルーツとするギャング団)が活発に活動しており、サン・ホセ・グアヤバルも例外ではない。毎日どこかでグラフィティが落書きされ、強盗や...