「私、失敗しませんから」と豪語した天才職人に、雄略天皇がしかけたセクハラ大作戦とは?
古来「口は禍(わざわい)の因(もと)」と言いますが、因とは「口が大きい」と書きます。いくら自信があっても大言壮語はほどほどにしないと、思わぬトラブルの因に……。 という訳で、今回は日本における最古級の史書『日本書紀』より、古代の天才職人と雄略天皇のエピソードを紹介したいと思います。 「私、失敗しませんから」豪語する眞根 時は雄略天皇十三469年9月のこと、ある所に韋那部眞根(いなべの まね)という腕のい...