約5300年前のミイラ、エッツィ(アイスマン)は最後の日々をどう過ごしたのか?コケ類の分析で新事実が判明
image credit:Thilo Parg / Wikimedia Commons およそ30年ほど前のことである。ふたりのドイツ人ハイカーが、アルプスのエッツ渓谷をハイキング中に怖ろしい光景に遭遇した。 信じられないことに、人間の凍った遺体を見つけたのだ。 のちに、この遺体は非常に状態のいい約5300年前の男性のミイラだったことが判明。アイスマン( エッツィ)と呼ばれ、数多くの研究がなされている。 偶然の発見ではあったが、先史時代に生き...