田中角栄「怒涛の戦後史」(14)名補佐役・後藤田正晴(下)

週刊実話

ノーバッジで田中内閣の官房副長官に就任した後藤田正晴は、昭和49(1974)年7月の参院選で、陣営から大量の選挙違反を出した揚げ句、落選した。警察庁長官として警察のトップを経た後藤田が、選挙違反を出すとはもとより失態この上なく、ましてや人気絶頂にいた田中角栄首相のお声がかりの候補だっただけに、後藤田の田中への負い目は高潔の士だけになおさらだった。 この屈辱は、選挙で晴らすしかない。後藤田は次の国政選挙と...

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