医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<溶連菌感染症>「中耳炎や皮膚病の合併症も風邪と似ているけど…」
インフルエンザが拡大しているが、この時期「溶連菌感染症」も流行のピークを迎えている。 症状が普通の風邪と非常に似ているために見分けがつきづらいが、「のどの痛みがあるのに、咳や鼻水はあまり出ない」「38~39℃の高熱が出る」「首のリンパ節が腫れる」「のどの奥の扁桃に白い膿の付着物がある」などの症状があれば、溶連菌に感染している可能性が高い。「溶連菌感染症」とは、溶血連鎖球菌(溶連菌)がのどに感染して発...