日本列島でも連日猛暑が続いています。こうも暑いと、特に妊娠中の方は本当に大変ですよね。でも、暑さの影響を受けるのはママだけではないことをご存じですか?
最近発表されたある研究結果によると、妊婦中の外気温が“赤ちゃんの体重”に影響を及ぼすことが分かったのだとか。
今日は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が“赤ちゃんが低体重で生まれることのリスク”とその対処法についてお伝えします。
■妊娠中の外気温が赤ちゃんに影響を及ぼす!?
2015年6月、ベングリオン大学とハーバード大学から“妊娠中の外気温が子どもの出生体重と関連がある”という驚きの研究結果が発表されました。
2000~2008年に行われた調査によると、妊娠後期に外気温が8.5℃高くなると、子どもの出生体重が17g少ないということがわかりました。ベングリオン大学のイタイ・クルー博士は「妊娠中に外気温が高いと、低出産体重児のリスクが増し、早産を引き起こす要因にもなる」とコメントしています。
■低出生体重児に生じやすい7つのリスク
厚生労働省によると、出生時の体重が2,500g未満の赤ちゃんを“低出生体重児”と呼ぶそうです。
ママにとっては、お腹の中で赤ちゃんが大きくなりすぎてしまうと生活するのも大変ですし、産むのも一苦労ですから、“小さく産んで、大きく育てる”ことが良いと思われがちです。
しかし、低体重で生まれてきた子どもには、発達の段階で次のようなリスクが生じやすいと言われています。
・出産時の仮死状態
・脳麻痺
・視力障害
・聴力障害
・身体的発達の遅れ
・知能の発達(IQ)の遅れ
・学童期の行動障害や学習障害
もちろん、出産後の適切な対応によって、ほとんどの子どもは正常に成長していくので、過度に心配することはありませんが、日本は低出生体重児の割合が年々増加していて、先進国の中でも極めて高いと言われています。