【アニメ漫画キャラの魅力】星の痣を持つ青年「ジョニィ・ジョースター」の魅力とは?『ジョジョの奇妙な冒険』

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 『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン(SBR)』は、ジョースターの血を受け継ぐ者たちの物語です。3部までは既にアニメ化されており、SBRはその第7部にあたります。6部で世界が一巡したあとの話となっており、舞台はアメリカの大陸横断レースから始まります。7部主人公の名は「ジョニィ・ジョースター」。今回は、そんな彼の魅力についてご紹介したいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■決してあきらめない、車椅子の主人公

 「ジョニィ・ジョースター」は、今までの『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公の中で、唯一“障害を持った主人公”です。ジャイロとはまた違ったかっこ良さがあります。服装も気候によってきちんと替えるので、一コマ一コマの細かいところまで気になってしまいます。

 ジョニィは、アメリカで開催される大陸横断レースに参加することに。最初に感じた彼の魅力は、自分が決めたことに一生懸命なところ。足に怪我を負っても、周りに何を言われても諦めない姿はとにかくかっこ良いです。また、ジョニィが下半身付随になった過去の原因を知った時は若気の至りかなと・・・。過去の後悔を乗り越えたからこそ、今の彼のような行動ができるのでしょうし、今までの主人公と比べて決して強いとはいえない彼ですが、だからこそ読者と近い位置で親近感を感じるのかもしれません。

■決断力

 物語は進んでいき、聖なる遺体を苦労して手に入れた時の話。雪の中、敵に聖なる遺体を泣く泣く渡した場面にはなかなか“くるもの”がありました。友人と聖なる遺体を天秤にかけ、色々な気持ちを押し殺しながらも辛い選択を選ぶ事は、そうそう簡単なことではないと思います。

 また、その決断力は大統領との戦闘でも発揮されました。レースはまさかの展開になり、ジョニィはレースを共にしてきたジャイロに別れを告げます・・・。第1部のツェペリさんに続き、やはりこれも運命なのかなと・・・。旅をするにつれて強くなる彼は、何かを失うのが分かっていてもとにかく前に進んでいきます。そんな彼を見ていると、辛くもあり魅力的でもあり、ついつい感情移入してしまうのです。

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