佐野研二郎デザイン「おおたBITO」のロゴについて聞いたところ… 太田市「訴えられるのは佐野 うちは静観する」

| ゴゴ通信
佐野研二郎デザイン「おおたBITO」のロゴについて聞いたところ… 太田市「訴えられるのは佐野 うちは静観する」

佐野研二郎氏がデザインした「おおたBITO太田市美術館・図書館」のロゴがアメリカコロラド州在住のデザイナー、ジョシュ・デバイン氏のデザインと非常に似ているとしており、相手デザイナーは「弁護士に提訴するべきか相談している」としている。このような状況でも太田市役所はロゴを差し替えないのだろうか。

「おおたBITO太田市美術館・図書館」のロゴを担当する文化スポーツ総務課に今回の件、そして訴訟されていることも質問してみた。

記者 今いろいろと話題になっています佐野研二郎氏がデザインされました「おおたBITO」のデザインについてなんですが、アメリカのジョシュ・デバイン氏が似ていると言っており提訴するか弁護士に相談しているらしいのですが、今後も使い続けるのですか?
担当 うちの方は商標調査を行うのですが、その結果によります。
記者 訴訟となった場合は別の物に差し替えるんですか?
担当 そうなってデザインが使えなくなったら考えなくちゃ行けないんですが、その辺の仕組みが我々の方はわからないのでなんとも言えない。
記者 相手のデザイナーの方から太田市役所の方まではまだ何も言ってきてないのですか? 
担当 実は佐野さんと直接の契約ではなくて、建築設計事務所に委託しているんです。その事務所が佐野さんにデザインを依頼しているので、もし訴訟になるとしたら佐野さんと建築設計事務所になるかと。我々はそれを静観してるだけ。

とのことで現在は調査中で相手デザイナーが訴訟準備ということも知っているようだ。仮に訴えられても太田市役所ではなく、佐野研二郎氏の事務所もしくは間に入っている建築設計事務所だという。
佐野研二郎氏が絡むとこうしてトラブルに巻き込まれてしまう。しばらくの間はどこも佐野研二郎氏にデザインを発注しないだろう。

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