東京五輪エンブレムが9月1日に使用中止になったことにより、今回の盗用疑惑問題に決着が付いたといえる。しかし、問題が全て片付いたわけではなく、佐野研二郎氏は今年行う予定だった展覧会は延期となった。表沙汰にはなっていないがとある情報筋によると既に企業が佐野研二郎氏に発注済みの仕事もキャンセルとなってしまったようだ。
佐野研二郎氏は直接仕事を受けることはなく、間に広告会社が入っている。その広告会社が建築会社を介して佐野研二郎氏に発注するという形である。群馬県太田市の「おおたBITO」盗用疑惑ロゴも建築設計事務所から佐野研二郎氏の事務所に発注が来た仕事である。今後も発注する側のクライアントが「佐野研二郎事務所にお願いしていた仕事を一度保留で」となることはありそうだ。
佐野研二郎氏は自ら取りさげたら、ネットではまだ炎上が続いている。原因としてはMR_DESIGNに掲載されたコメント内容が自分が被害者という文面でそれがネット住民を怒らせたようだ。また東京五輪エンブレムを取りさげたのはあくまで模倣をしているのではなく、家族に迷惑が掛かっているからだとしている。
東京五輪エンブレムは使用中止になったが佐野研二郎氏の盗用探しは止まることはあるのだろうか。今後ずっとデザイナーとして生きていく佐野研二郎氏は新たなデザインを発表していくだろう。そのたびに類似作品探しが行われそうだ。
9月中に再公募をするとしているが、その際佐野研二郎氏も応募権利があるという。もちろん今の佐野研二郎氏は再炎上を恐れ応募しそうには無さそうである。それ以前に前回の応募してきたほかのデザイナーとその順位を知りたいところである。