甘いもの大好きな人たちには、共通の悩みがあるもの。
それは、「ダイエットをしているのに、体重が落ちない」「最近、血糖値が高くて」といった自分のからだにまつわる心配事。
でも、それを解決してくれる甘味料が最近開発されました。なんとカロリーは砂糖の2分の1なのだとか。一体、どんな甘味料なのでしょうか?
■糖分もカロリーも2分の1の甘味料
イスラエルに本拠地を置くドゥマトック社が開発した甘味料は、砂糖そっくりの味で、甘さはなんと砂糖の2倍!
だから、砂糖はいつもより半分の量で済むし、カロリーも2分の1。しかも、近頃人体に有害と問題にされている人工甘味料ではありません。では、この甘味料はどうやってつくられているのでしょうか?
この甘味料は、食品として安全な微粒子を、砂糖の主成分であるショ糖やブドウ糖のような天然の糖質で覆ったものです。
食べると、舌にある甘みを感じ取る受容体が粒子の表面の砂糖に反応し、糖分をたっぷり摂っていると思い込むのだそうです。この発想は、薬剤運搬システムをヒントに考え出されました。
ドゥマトック社のCEOであるエラン・バニエル氏は、こう説明しています。
「薬剤運搬とは、体内の途中で薬剤がダメージを負わないように、どのように対象の臓器まで届けるか、という考え方です。しっかりと薬剤を保護できれば、その分使用する薬剤は少なくて済みます。今回の場合は、砂糖で同じことを行ったというわけです」
■25~55%もの糖分をカットできる
この開発された甘味料を使えば、25~55%の糖分をカットすることができます。しかも、いままでより値段も安くなるのです。
砂糖で覆われた粒子は、ふつうなら手を加えたことで、砂糖より値段が高くなるはずですが、この甘味料は値段も砂糖と同じくらいです。だから、砂糖と同じ甘さを味わいたければ、この甘味料を半量使えば済むので、値段も安くなるわけです。
ケーキやお菓子、炭酸飲料のように、さまざまなものにこの甘味料を使えば、砂糖の風味をキープしたまま糖分を減らすことができます。