映画『進撃の巨人』後編に公開前から酷評の嵐「嫌な予感しかしない」

『進撃の巨人』公式サイトより

 9月19日、人気漫画『進撃の巨人』の実写版映画の後編にあたる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が公開される。制作サイドからすれば、酷評だった前編から巻き返しといきたいところだろうが、「Yahoo! Japan」の映画レビューページではすでに、40件以上のユーザーレビュー、120件以上の評価が集まり、その多くが低評価。早くも酷評祭りとなっている。

 8月1日に公開された前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のレビューページでは、3200件以上のユーザーレビューが集まり、平均評価は5点満点中2.22点(9月14日時点)。一時期話題になった「カリモクのソファーを抱いて溺死しろ」と題した酷評レビューを筆頭に、酷評レビューがずらり。

「嫌な予感しかしない」

 そして今、公開された映画後編のレビューページに酷評が寄せられている。レビューの多くは、前編終了後に劇場で流された後編の予告動画や、PRポスターに関する苦情だ。さらに原作ファンの“作品総括”が始まっている。

「とにかくやかましくて不愉快極まりない予告編」
「予告編は)前編と相も変わらず安っぽいCG、昼ドラみたいな昭和演技のシキシマ……嫌な予感しかしない」
「公開日ギリギリまで作り込んでるとかではなく、とっくに完成してるんですよね? そんな手抜き映画は観ないです」
「前編以上にデザインが酷いです。デザイナーの美的感覚を疑いたくなります」
「前編の酷さを謝罪したら観るか検討します」

 また一部メディアやSNSでは、後編を観たメディア関係者らが評価を口にしている。とくに映画評論家の前田有一氏は、映画評価サイト「超映画批評」で、前回の騒動を振り返りつつ(前田氏は前編を、100点満点中40点と評価。それに樋口真嗣監督らが反応して騒動に)、後編はさらに10点低い、30点と採点。低評価を下した。

「後編もひどい出来栄え」
「相変わらずありえない理屈にそそのかされる子供たち(兵団)のアホさ加減は健在」
「大げさすぎてとてつもなく格好悪いフィナーレとか、エンドロール後のオチとか、およそあらゆる選択肢の中で最悪のものを選んだとしか思えない演出センス」
「なにかというと登場人物が叫びだす一本調子な演技も、出来の悪いシェイクスピアでも見せられているようだ」

 などと語り、「おそらく本作が公開されると、鑑賞した一般のお客さんから再び酷評の嵐が吹き荒れることだろう」と予言している。

 公開前からネット上で物議を醸している映画「進撃の巨人」後編。公開後、映画を観たファンはどんな評価を下すのか……。

(文/デイリーニュースオンライン編集部)

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