過酷な労働環境で大学生を苦しめるブラックバイト。正社員並みに働かせることにより、学業に支障をきたしてしまったり、シフトの希望が通らずに授業や課外活動に参加できなくなったりするケースもあり、近年その違法性が問題視されています。
学生が求める理想的な労働環境(=ホワイトバイト)とはどのようなものなのでしょうか。株式会社アルトが実施した調査をもとに、若者のホンネをまとめてみました。
まずアンケートでは、「ホワイトバイトに求める条件は何ですか?」と質問したところ、最も多くの回答を集めたのは「人間関係がいい」(71.5%)でした。
最近は「好きなことを仕事にしたい」「楽しく働きたい」という仕事観を持つ若者が増えていると言われています。そのため、アルバイトを選ぶ際も「職場の雰囲気の良さ」を重視する人が多いのかもしれません。
■ホワイトバイトの条件2「時間外労働がない」次いで第2位は「時間外労働がない」が6割強。「時給がいい」と回答した人も6割弱にのぼり、待遇面も気になるようです。
ブラックバイトでよく問題にあがるのが「サービス残業」です。酷いところでは、残業代を支払わないケースもあり、学生たちを悩ませています。
悪質な労働環境で自分自身の健康や生活が脅かされてしまっては、元も子もありません。「うちのバイト先ってブラックかも?」と思ったら退職するか、労働組合に相談するなどして早めに対処していきましょう。
■ホワイトバイトの条件3「店長の人柄」また、「店長の人柄」を重視する人も意外と多く、約6割弱の回答を集めました。
とくにコンビニや飲食店では、店長がお店の雰囲気を作り出していることが多く、自分と相性が合うかどうかはかなり重要です。店長と性格や仕事の方針が合わないと、仕事への意欲が低下し、離職するケースも多いようです。
ちなみに求人情報サービス「an」の調査では、20代が考える理想の店長の条件は「気配りができて優しく責任感がある人」。アルバイトを探すときは、事前に店舗へ足を運び、店長の人柄やお店の雰囲気をチェックしておくと、失敗を防げるかもしれません。
■仕事のラクさは重要ではない?働くことに「好き」や「楽しさ」を求める若者たち。「できることなら遊び感覚で、ラクして稼ぎたい!」など甘ったれた感覚を持っているのかと思いきや、「体力的に楽」「休憩が多い」といった条件を挙げた人は3割前後と、他の条件に比べて低めでした。
皆さんの共感できるポイントはあったでしょうか。ブラックバイトに引っかかり、貴重な学生生活を棒に振るわないためにも、自分なりに「ホワイトバイトの条件」をしっかり持っておきたいですね。