藤原紀香の妥協なき美容法に賛否「結婚相手も疲れる」

藤原紀香オフィシャルサイトより

 5日にフジテレビ系列のバラエティ『SMAP×SMAP』に出演した女優、藤原紀香が、「美への探求心が強すぎるのでは」と話題をさらっている。

 藤原は、ゲストが食べたい商品をオーダーし、木村・草彅ペアと、稲垣・香取ペアの両チームがそれぞれそのオーダーにあった料理を出して、ゲストにどちらが美味しいか判定してもらう、という内容の番組内のコーナー『ビストロSMAP』に出演した。

■過密スケジュールの美容フルコース

 この際に、藤原は“もし一日休みだったらどんな過ごし方をするのか”というテーマで、自身の行っている美容のフルコースを披露した。

 この中には「血圧が低いので、起きてから1時間は体を叩きながらベッドの中にいる」「ベランダに出て深呼吸する」「就寝前に常温の水を飲んでストレッチ」のような、ある意味で誰でもできる健康法も混じっていたが、なかには、

「水素タブレットとビタミンC、重曹を入れた水素風呂に水を飲みながら1時間入る」
「成長ホルモンが出るという加圧ビューティのジムに競歩しながら向かう」
「溶岩を敷き詰めた床の上で運動をマグマピラティスに通う」
「運動で発生した活性酸素を流すため、オイルマッサージで経絡を刺激する」
「さらに活性酸素を取り除くため、水素水を点滴する」
「80種類の薬草を煮沸した液体に浸したバンテージで全身をくるみ、さらに特殊なラップを巻いて蒸す」

などと、まさに常人離れした美へのこだわりを表すような過密スケジュールを披露。

 これに対して、コーナーのMCを務める中居は「俺、知らないことばっかりなんだけど」「どうかしてるぜ」などと、藤原の作ったスケジュールに驚愕し、最終的には「すごいわ、紀香姉さん。そりゃ藤原紀香になれるわ」と、そのプロ意識に脱帽することとなった。

 この妥協のない美への追及について、ネット上では「顔は老けたけどスタイルが常人離れしてる、流石プロ」「美への執念が凄い」と、その姿勢を絶賛する声と、「これは(前夫の)陣内も疲れますわ」「痛々しくてみてられない」と、こだわりすぎる藤原に否定的な声で真っ二つに意見が割れている。やはり、ある種の偏執狂とも言えるほどの美への執念は、どうしても賛否両論あるようだ。

 何故、今回藤原はこれほど『美』を前面に押し出してきたのか。週刊誌の芸能記者はこう推測する。

「藤原は、2013年ごろにネットで容姿が劣化したと話題になっていたんですね。その時は、その年の2月に放送されたBS朝日の『藤原紀香の“人生を変える旅” 南米 アマゾン源流を行く 母なる大河と古代文明に挑むアマゾンに旅をする』というドキュメンタリー番組でまず激太りが指摘され、10月にフジテレビ系列で放送された『VS嵐』というバラエティに出演した時に容姿が劣化したと火が付いた、というような流れでした。今回は以前の二の舞にならないよう、美への意識を前面に押し出すことで、以前のような流れを回避しようという狙いがあったのかもしれません。実際、当時からほぼ2年経つにも関わらず、劣化したどころか、むしろ美を取り戻していると言ってもいい仕上がりぶり。もちろん、こうしたこだわりに嫌悪感を抱く人も多いでしょうが、美容に興味のある女性からの支持は、この出演を通して獲得できたのでは」(週刊誌記者)

 劣化騒ぎになるのを防ぎつつ、男の憧れるセクシー美女から、女性の憧れへと転換を図ろうとしているということだろうか。

 だが、ここで気になるのは、先日交際を正式に認めた片岡愛之助との関係である。報道を見る限りでは、現在二人の関係は順調のようだが、仮に今後二人が“ゴールイン”した際、この藤原の美へのこだわりが片岡にどう映るのか。理解を示す可能性ももちろんあるだろうが、そうでない場合も十分にあり得るのは、世間の反応を見ればわかる通りだろう。

 二人の関係が、これを原因として壊れることが無いといいのだが……。今後に注目したい。

(取材・文/阿左美UMA)

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