展示されているヒトラーの書簡。「Adolf Hitler」の署名が見える
池袋駅前の東京芸術劇場で、「勇気の証言―ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開催中だ。本邦初公開の資料も展示されるなど、歴史ファンにも興味深いこの展覧会に、Jタウンネット編集部もさっそく出かけてきた。
走り書きで書かれた「命のビザ」エスカレーターを上って5階の会場に向かうと――。
展覧会はアンネ・フランクと杉原千畝、2人を主軸としている
来場者を、2人のポートレートが迎える。「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクと、ビザ発行で多くの避難民を救い、「ユダヤ民族の間で長年『ヒーロー』として尊敬されている」(共催のサイモン・ウィーゼンタール・センター、アブラハム・クーパー副所長・談)日本人外交官・杉原千畝だ。
会場の様子
会場にはこの2人ゆかりの品や、収容所での悲惨な迫害などを伝える遺品などに加え、ナチス登場以前の反ユダヤ的言説の歴史などもパネルで解説され、ホロコーストにいたる歴史の流れを追うことができる構成になっている。