『刀語』は西尾維新氏初の時代小説であり、アニメ化もされた作品です。舞台は中世日本の戦国時代にも似た世界。無刀の剣士「七花」と奇策士「とがめ」の刀集めの旅が描かれています。今回は、物語の主人公である「鑢七花」の魅力についてご紹介させて頂きます。
⇒鑢七花(刀語)とは?
http://www.charapedia.jp/character/info/4356/
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■虚刀流七代目当主
長身痩躯で、鋼の如き鍛え上げられた身体を持つ青年。その為では無いでしょうが、上半身を露にした姿でいる事が多いようです。黒い髪は長く、首の後ろ辺りで一つに纏められています。元々の口癖は「面倒だ」でしたが、後にとがめの考えた「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな」へと(強引に)変えられました・・・。
七花は幼い頃から、大乱の英雄と呼ばれた父・六枝から、刀を使わない最強剣術「虚刀流」を教わります。父亡き後は七花が虚刀流七代目当主となりますが、虚刀流の血統のせいか、七花には「刀剣」を使う才能が全くありませんでした。だからこそ七花は、自身の鍛え抜かれた肉体と磨き抜いた技を併せ持つ、最強の「虚刀流つかい」なのでしょう。
■とがめの刀として
無人の不承島にて、姉の七実と二人で暮らしていた七花。突然来島して来た奇策士とがめに乞われ、刀(完成形変体刀)集めの旅に出る事となります。その際とがめから「金や名誉のためでなく、私に惚れた、愛の為に戦う剣士を雇いたい」と言われますが、七花はその言葉通り、とがめに対し「惚れた」を繰り返すようになるのです。素直を通り越し、この愚直さこそが七花の魅力やもしれません。
■人間としてでなく一本の刀として
教育や環境、その血統によるものかもしれませんが、七花にはおよそ人間としての大切な感情や常識が欠落していました。それは「人間」としてあるよりも、自身を「一本の刀」として捉えているせいでしょう。そんな七花でしたが、とがめとの刀集めの旅の中で、自分にとって大切なモノを少しづつ見付けられるようになります。
【アニメ漫画キャラの魅力】最強の剣術は刀を使わぬ虚刀流「鑢七花」の魅力とは?『刀語(かたながたり)』
2015.10.09 09:28
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