それホントに風邪?マッカーサーの置き土産「秋花粉症」を見極める方法

| アサジョ
それホントに風邪?マッカーサーの置き土産「秋花粉症」を見極める方法

 季節の変わり目のなかでも、夏から秋にかけて涼しくなるこの時期は特に風邪を引きやすい。きっとあなたのまわりでも、マスク着用の人が増えてきたり、鼻水、咳などの音が聞こえはじめていることでしょう。

 しかし、その症状のすべてが風邪とは限らないんです。一見、風邪のような症状に見える「花粉症」が、秋にも起こり得るんです。

 秋に起きる花粉症は、ブタクサやヨモギが原因といわれています。春に起きる花粉症と同じように、鼻水やくしゃみが続き、目のかゆみも発症します。

 風邪との見分け方は、まず鼻水の色と質感。風邪は黄色くネバネバしていますが、花粉症は透明で水っぽいのが特徴。しかも目のかゆみが加われば、風邪ではなく花粉症の可能性が高いです。また、夏場に食べ過ぎや飲み過ぎ、夏バテ、食欲不振などが起きて体が疲れ気味なのを自覚している人も、秋花粉症にかかりやすいといわれています。

 とかく「草」が原因の秋花粉症。対策としてはこの時期の野原や草むらなどには近づかないのがなにより。スギ花粉と比べて飛散範囲が狭いため、近づかなければかなり予防ができるという。

 ちなみにこの秋花粉症のことを、特にブタクサ花粉症と呼ぶことがある。実はこのブタクサ、戦後に北米軍が日本に持ち込んだことから「日本にブタクサ花粉症を広めたのはマッカーサー」だという説がある。今でも、ブタクサのことを「マッカーサーの置き土産」と呼ぶ由来は、そこにあるようです。

 この時期毎年悩まされている人は、一度自宅や行動範囲にブタクサがあるかどうか確認したほうがいいようですね。

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