ウミガメの背中に乗って竜宮城へ……? そんな浦島太郎的なバーチャル体験ができる映像が、アメリカの情報サイト「ビジネス・インサイダー」で取り上げられています。
ウミガメが泳いでいるのは、世界遺産であるオーストラリアのグレートバリアリーフ。世界最大のサンゴ礁です。本来は人の頭につけるタイプのカメラを亀の甲羅に設置し、海の中を自由に泳がせるという方法でこの映像を撮影しました。
映像内には、サンゴ礁で暮らす魚たちはもちろん、ウミガメが海面で息継ぎをする様子も映っています。最終的には、カメラが甲羅から落下! 好奇心旺盛な魚が、亀の落とし物に興味津々で近寄ってきます。
これを撮影したWWF(世界野生生物保護基金)の目的は、6000種もの生物が暮らすサンゴ礁の保護です。産業廃棄物による汚染や温暖化によって、サンゴ礁は既に50%も失われたといいます。
そんななか、オーストラリア政府もサンゴ礁保存のために汚染軽減の試みを開始。まだまだ目標には達していないものの、グレートバリアリーフは2015年7月からユネスコの定める喪失危険区分から脱することができたそうです。
今後さらにウミガメが気持ちよく散歩できる美しいサンゴ礁が蘇るといいですね。
参考:
A sea turtle strapped with a GoPro just gave us a gorgeous underwater view of Australia's Great Barrier Reef
ttp://www.businessinsider.com/sea-turtle-with-a-gopro-explores-the-great-barrier-reef-2015-7