オートクチュールをテーマとした展覧会「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」が、東京・千代田区にある三菱一号館美術館にて開催される。
同展覧会では、シャネルやクリスチャン・ディオールなど、ファッション史を代表するブランドが手がけてきたドレスや小物、デザイン画、写真など約130点を展示。19世紀後半から現代までのオートクチュールの歴史を総括する。
会期は2016年3月4日(金)から5月22日(日)までとなっている。
オートクチュールの歴史、職人技を体感
オートクチュールとは、19世紀後半、パリ・クチュール組合に属する数少ないブランドにより、デザイナー主導で注文を受けて製作する、オーダーメイドの高級服。
「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」は、2013年にパリ市庁舎で開催され好評を博したファッション展を、三菱一号館美術館に合わせて再構成した展示。オートクチュールの誕生から現代までの歴史を知ることができる。
前述したブランド以外にもバレンシアガ、シヴァンシイ、イヴ・サン=ローラン、ジャン=ポール・ゴルチエといった、名だたるファッションブランドの作品が展示される。
世界最高峰のデザイナーたちが生み出してきたドレスの美しいシルエットや刺繍、羽細工やコサージュに宿った職人技を堪能することができる。
着ることのできる芸術とも言えるオートクチュール。そのオーラ、量感を直に感じられる展覧会となりそうだ。
オートクチュールの展覧会「世界に一つだけの服」 最高峰の職人技を体感
2015.10.20 09:00
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