韓国で「イスラム国」シンパら摘発…爆弾原料の持ち込み図る

| デイリーNKジャパン
韓国で「イスラム国」シンパら摘発…爆弾原料の持ち込み図る

韓国の情報機関、国家情報院は20日、国会情報委員会による国政監査への報告で、韓国への入国を試みた武装勢力「イスラム国」(IS)のシンパらを摘発したと明かした。

報告を受けた与野党議員らによると、国情院は手製爆弾の原料となる硝酸アンモニウムを不正に韓国国内へ持ち込もうとしたISシンパの外国人5人を摘発し、入国を阻止した。

報告は非公開資料をもって行われており、外国人の国籍や、摘発時の状況など詳細は明かされていない。

国情院はまた、ISに合流しようとした韓国人2人の旅券を無効化し、出国禁止措置を取ったことも報告した。

韓国からは1月、当時18歳の男性1人がISに合流している。国情院はその動向を追跡していたが、5月以降、生死の確認ができない状態だという。

ちなみにISを巡っては、リビアで北朝鮮国民が拉致される事件も発生しており、朝鮮半島も「安全地帯」ではなくなりつつあるのかもしれない。

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