4月から始まったニュース番組のスタジオ。女性を真正面からとらえたカメラに切り替わった瞬間、目を疑った。女性キャスターのスカートの隙間から見える三角ゾーンの奥に黒い“何か”が映っている……あわや放送事故かと思いきや、この回だけではなかった。ある回ではベージュのスカートの隙間から、ある回では赤いスカートの隙間から、その中身がチラチラと見えてしまっている。
これは毎週土曜日に放送されている『週刊報道Biz Street』(BS-TBS)で繰り広げられている1コマ。そして、下着を惜しげもなく見せている女性キャスターとは、フジテレビの人気番組『めざましテレビ』でお天気お姉さんとして人気を博し、朝の情報番組の顔として活躍した皆藤愛子(31)だ。
皆藤といえば、「めざまし」を2011年に卒業し、以降はスポーツ番組『FOOT × BRAIN』や『めざましアクア』に出演するも、それほど話題にはならなかった。そんな彼女が今年の4月からメインキャスターに抜擢されたのが、BS-TBSで放送が始まった『週刊報道Biz Street』なのだ。
「ほぼ毎週見えてる」
皆藤のパンチラ問題を、TBS関係者はこう見ている。
「僕も初回は放送事故かと思ったんですよ。でも番組スタートから半年間、ほぼ毎週“三角ゾーン”が見えるなんて、もはやパンチラ営業ですよ。視聴者にわざと“パンチラ”を確認させるような衣裳を着させてるのは、意図的と見ていいと思う。地上波とは違い、BSはある程度自由なんだなと実感しました。実際、男性視聴者からは評判で、『神番組』と言われています」
しかし、疑問も残る。そんなに毎週のように下着が見えていて、スタッフや事務所サイドは咎めないのだろうか。
「パンチラの件を聞かれたら、『あれは、ショーツじゃないんですよ。スカートの裏地がペロッと下に降りて、ショーツのように見えるだけ』と言うように、言い含められています。ただ、そんなわけないですよね。現場でもモロ見えですよ」(番組関係者)
確かに、白いスカートや赤いスカートで黒い裏地がついている洋服は、見たことがない。
グラビアデビューした脊山麻理子アナしかり、スイカップの古瀬絵理アナしかり。清純派女子アナも、注目を集めるにはここまでやるのか、と考えさせられる事案といえそうだ。
(取材・文/大伯飛鳥)