ラクビー日本代表の主将リーチ・マイケル選手(27)が、11月8日の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系列)に出演した。15歳のときに来日し、3年前に東海大学時代の同級生・知美さんと結婚。
現在は、ラグビー選手として活躍する傍ら、府中市でカフェ『cafe+64』を妻と経営し、札幌に2軒目を開くべく準備していることを告白した。
番組を見た視聴者からは、
「リーチさんの気取らない態度に何か癒される(笑)」
「今ラグビーでは五郎丸選手が人気やけど、私は今日の"行列"を見てリーチ マイケル選手が好きになった笑」
と、リーチ選手を愛する声がつぶやかれていた。
彼がこれほどまでに日本人に愛されるのは、自身が日本を愛しているからだろう。そう感じさせるエピソードが4つ披露された。
1.日本語が堪能
奥様の知美さんが付き合い始めた頃、気を遣い「全部ひらがな」のメールを送信。すると、漢字付きのメールが返ってきたそう。「ナメンなよ」とばかりに。
2.君が代を大切にしている
外国人選手が多い日本代表。リーチ選手は、国際試合で君が代を歌う際、外国人選手に意味まで理解して歌ってほしいと考え、歌詞と意味をレクチャーしたそう。
3.W杯後食べたいと思ったものは「塩サバ」
ワールドカップが終わった後に食べたいと思った料理は『塩サバ』だったと告白。スタジオは温かい笑いに包まれた。
4.ユーモア溢れる性格
苦手なものとして「奥さんぐらい」と語るなど、日本人と通じ合えるジョークもバッチリだった。
「さすがは日本代表のキャプテンを任される、と思わせる内容でした。今後のラグビー人気に一役も二役も買ってくれるでしょう」
とは、スポーツ紙のラグビー担当記者だ。
名言「そのままで良い」も飛び出した
番組内では口数は多くなく控えめでありながら、ポイントポイントで笑いをとるところはさすがは主将であり、カフェのオーナー。名言「そのままで良い」も飛び出し、スタジオ内を和ませていた。
その他、ブッフェスタイルである遠征先の食事で、何度も料理を取りにいかなくてもいいように、自前の大皿を持ってきていることなども紹介された。こういう庶民的なところも人気の理由なのだろう。
明日からカフェには行列ができそうだが、ラグビーと同様、長くその人気が続くことを願いたい。
(文・秋山祥子)