「得意なことがない」人でも大丈夫! 面接で「特技」を聞かれた時の上手な答え方

| 就活スタイル

面接でよく聞かれる「あなたの特技はなんですか?」という質問。打ち込んでいる習い事や趣味などがない限り、なかなか答えづらい質問ですよね。こんなときどんな答え方をすれば面接を感心させることができるのでしょうか?

1.輝かしい「特技」でなくてもいい

「力を入れたこと」でもなく「長所」でもなく、「特技は?」と質問され、困惑する受験者が多いのは事実です。理由は、特技という言葉のイメージに「表彰」等の輝かしい実績が伴うため、自分にはそんなものは無いと感じてしまうからです。

 そこで、面接の場合は「自分の中で比較的得意なこと」と捉え、回答を組み立てましょう。例えば、「アラームが鳴れば、睡眠時間が短くともサッと起き上れる」「模型を精密に組み上げるのが得意」レベルで良いのです。

2.「何か」よりも「効果」に重点を置き回答する

 表彰を受けたレベルのものがある方は、その特技について素直に回答すれば良いでしょう。そうでない多数派の方は、「特技は何」よりも、「仕事にプラスの効果」をイメージさせることを狙って、これから回答を練ってみましょう。例えば、「アラームが鳴れば…」の場合は「遅刻しない、出張等を信頼して任せられる」、「模型を精密に…」の場合は「長時間の作業でも集中を切らさない、細かな点にこだわれる」と連想させることを狙っているのです。

「では、ここで起きてみて下さい。作ってみて下さい」とは求めることができない特技の場合は、ある意味、「連想ゲーム」と捉えても良いでしょう。

 もしも、「場の空気を作れる、人間関係の構築が上手」と連想させることを狙った「ヘタウマな歌で場を盛り上げることが得意」等の、その場で求められる可能性がある特技の場合は、「求められたら躊躇なくやってみせられる自分をアピールする」ことを狙ってみましょう。モジモジせず、躊躇なく行動できる度胸が、特技とは別に大きく評価される可能性があります。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー