安倍首相や若槻千夏も?モデル・高橋メアリージュンが乗り越えた「潰瘍性大腸炎」とは。

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先日、モデルの高橋メアリージュンさんが、「潰瘍性大腸炎」という大腸の炎症性疾患を患い、壮絶な闘病生活を送っていたことを公表しました。

過去には、安倍普三首相や若槻千夏さんもこの潰瘍性大腸炎になっていたようです。多くの著名人を苦しめた潰瘍性大腸炎とは、実は難病指定もされているとのこと。

潰瘍性大腸炎とは一体どのような病気なのでしょうか? 内科医にインタビューしました。 Q1. 潰瘍性大腸炎の原因、症状とは? 潰瘍性大腸炎とは、正常な大腸に過剰な免疫反応が起きてしまい、大腸に炎症が起きて症状が発現するものとされています。このような疾患を「炎症性腸疾患」といい、他には「クローン病」があります。原因は現在のところ不明です。

初期の症状としては、主に下記が挙げられます。

・便に血液が混じる(血便)
・ねばねばした分泌物が混じる(粘血便)
・急に腹痛が起こる


血便だけの場合には「痔核」(いぼ痔)と勘違いしてしまう方もいます。

症状が進行すると、下痢や腹痛が夜間にも出現したり、発熱や食欲不振といった症状が出る場合があります。症状は持続するというだけでなく、良くなったり悪くなったりを繰り返すこともあります。

また、潰瘍性大腸炎は、大腸以外に病気による体の変化が起きないことが特徴的です。

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