ボーカロイドの世界に新しい風が吹いた!!

| ゴゴ通信
ボーカロイドの世界に新しい風が吹いた!!

今回の紹介するアルバムの見所の1つ目は国際的なメンバーというところ。企画はフランス人でアルバムに歌い手として参加している千夜(SeNYa)が務めている。
彼女は南フランスのニースという街で生まれ育ち、父が経営をしていたレストランに来店した日本人客がとても綺麗だったという理由から日本に興味を持ち、日本に行きたいと思い始めたと語っている。

18歳で初来日

18歳の時に初来日し、以後、何度も来日していたが、現在は日本で働き、歌手活動をしている。
私が彼女と初めて話したとき、いちばん驚かされたのは日本語の発音と認識力だ。それはまるで日本人と話していると錯覚してしまう程である。
フランス語、英語、日本語を使いこなす『ワールド・スピーカー』である。歌唱面は高音域を得意とし、独特な間を使ったアダルトな歌い方が魅力だ。そんな彼女が今回、日本人とは違った角度から捉えた音楽の感性で、ありふれたボカロの音楽ではなく、新しい音楽を生み出したのだ。彼女がこのアルバムに大きな影響を与えたのは言うまでもないだろう。

2つ目……

2つ目の見所は、今回のカバーアルバムの原曲者。作詞、作曲をしている『におP』という人物だ。彼の楽曲はVocaloidの中ではとても大人びた雰囲気を持っていて、彼は様々なボカロP達の中でもとても特徴のあるポジションにいる。彼は17歳の若さで『rain stops, good bye』という名曲を生み出した。歌詞の内容は『大人の失恋』。当時わたしは17歳が大人の世界をここまで表現できるのかと驚き、その才能は現在も伸び続けているところだ。

ジャンルの面でいうと、幅がとても広い。バラードを中心に作り、曲調はJazzのコードを使うことが多い。本人に直接質問したところ、「遊び心でいろんなものを混ぜるが好き」だと言った。彼の生み出す作品はボカロというジャンルの中ではとても珍しく、雰囲気的にお酒に合う曲は多い。
彼自身もお酒が好きだと公言。彼の感受性は驚くほど豊かで、そこから生まれてくるのが強いメッセージ性を持った歌詞であり、ひと言で言えば、人生というものを語っている。ひとつひとつの言葉が細かくチョイスされて、一度聞けば彼の感性が伝わってくるだろう。

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