高部あいの薬物逮捕で過熱するネット私刑…私たちが今考えるべきこと

逮捕前に掲載されていた事務所公式HPより

DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

 女優・声優の高部あいが10月15日、微量のコカインを所持していたとして逮捕された。11月13日には処分保留で釈放され、今後は在宅起訴となり裁判を受けるものとみられる。今回の騒動をDJあおいはどう分析するのか──。

 国民的美少女コンテストで受賞したとあって一見すると「THE 清純派」。薬物からは最も縁遠い人種に見えるんですけどねぇ。

 しかも最近ではお仕事の方も上り調子で順調だったようで、まさに「これから!」という充実したときだったと思うのですが。率直に言ってとても残念なニュースでした。

まさかの処分保留の釈放

 所持容疑で逮捕から使用容疑で再逮捕。初犯でこの流れではお決まりの懲役1年6ヶ月、執行猶予3年コースなのかなと思いきやまさかの処分保留の釈放。一瞬頭に「!?」が浮かび上がりました。

 とある報道によると妊娠初期のため体調を考慮しての処分保留の釈放、からの在宅起訴になるのが濃厚なんじゃないかとのこと。でもまぁよく見たら「妊娠の可能性が高い」というだけで確定ではない様子なんですよね。釈放された高部さんも記者からの「妊娠しているのでは?」の質問には無言で対応していたし、妊娠騒動の真相はまだわかりませんね。あくまでもまだ「可能性」のお話ですので悪戯に話を広げてお祭りにしてしまうのはやめておきたいと思います。

 処分保留で釈放という謎の措置には若干モヤッとするところはありますが、ここは成り行きを見守って事実だけをインプットしていきたいですね。薬物の所持、そして使用。これは決して許される行為ではありません。

 それなりの罪を償うべきだと思うし社会的な制裁も甘んじて受け入れるべきだと思います。所属事務所の契約解除はまさに社会的な制裁と言えるものです。

 しかしその社会的な制裁の中にいわゆる「ネット私刑」というものは含まれてはいけないものだと思うんですよね。今回はこの記事を書くにあたって色々と調べてみたのですが、ネットには目を覆いたくなるような記事がたくさんありました。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ