乳がん手術後、抗がん剤治療を行っているタレントの北斗晶(48)が11月19日、自身のブログで丸刈りになった姿を公開した。北斗はブログの書き出しで、
「今年の夏は長かった」
と、肩より下まで伸びたロングヘアの写真と、手術前のオカッパ頭の写真をアップ。その後の抗がん剤の副作用により脱毛が始まったため、「潔く剃っちゃえ」と、美容院で髪の毛を剃ってもらったという。
ロングヘアが自慢だった北斗にとって、副作用で髪の毛が抜けていったのは、相当ショックだったに違いない。しかし、北斗本人も、家族をはじめ立ち会った人たちも、終始笑顔だった様子がブログからうかがえる。というのも、北斗はブログで丸刈りになっていった過程を写真つきで紹介しているのだ。
最初はモデル・三戸なつめ(25)のような前髪ぱっつん姿で、大笑い。次に大五郎ヘアのように前髪を少しだけ残した姿、最後には丸坊主になった。
なお、北斗のブログを読んだ三戸はツイッターで、
「少しでも北斗さんの笑顔のきっかけになれて本当に嬉しい!!」
と反応。次に北斗と会うときまで、ずっと前髪ぱっつんを続けると宣言している。
「瀬戸内寂聴さんそっくり」の反応
さて、丸刈りになった北斗、ブログのタイトルが「バチ当たりですみません!!」であったが、何がバチ当たりだったのか──。
自身の丸刈り姿を見た北斗は「どう見ても私、瀬戸内寂聴様に似てる」と言わずにいられなかったことに起因するようだ。
北斗の丸刈り姿は、ブログを見たネット民からも好反応だ。
「似合ってる」
「寂聴さんに似てかわいい」
と、違和感なく受け入れられている様子。また、夫・佐々木健介(49)や子供2人、犬と一緒に笑顔の家族写真を見て、
「いい写真だ」
「家族で笑顔でいられるのが一番いい」
と、癒された人も。北斗とテレビ番組制作で携わった関係者は、この様子を微笑ましく語る。
「かつてはメークを施した悪役レスラーだった北斗さんも、病気と闘う今は、寂聴さんのような慈愛に満ちた表情になっていました。また早く一緒に仕事がしたいですね」
姿は一変したが、今も北斗の「強さ」に多くの人が勇気をもらっている。改めて多くの人たちが、北斗の早い回復を祈っている。
(取材・文/春山修司)