イギリスで10月に公開になったばかりの映画「Momentum」(モメンタム:日本劇場公開未定)が公開初日の興行収入が46ポンド(約8600円)という衝撃の数字をたたき出し、映画史に残る大コケ映画と話題になっている!
―大コケ映画「Momentum」とは?
「成功した映画」を決めるのはとても難しい。制作費用がどの程度なのかも重要であるし、もちろん単純に利益だけで「成功した」かどうかは決められない。動画配信やDVD、映画賞などのいろいろな側面を見て、その映画が成功したかどうかを見極めなくてはいけない。
しかしながら、そんな細かい分析などいらないほど、明確に大コケした映画というのが存在した!
それが「Momentum」。この映画は2000万ドル(約24億円)を費やし制作されたのにも関わらず、なんとイギリスでの公開初日の興行収入が46ポンド(約8600円)だったのだ。これを歴史的大コケ映画と呼ばずして何というか?
この映画は南アフリカを舞台にした、名優モーガン・フリーマンと、「オブリビオン」でトム・クルーズと共演していたオルガ・キュリレンコ主演のアクションスリラー映画。面白そうな映画と思いきや、そうではなかったらしい。映画批評家は「2015年で最低の映画」、「内容が薄い」など、散々な評価をしている。
この映画はイギリスの10の映画館で公開され、公開初日の映画館ごとの平均売上は6.9ドル(約850円)。しかも驚くことに、この中の2つの映画館で売れたチケットはゼロだった。
ただ、忘れてはいけないのは、この映画は動画配信も行っており、アラブ首長国連邦とロシアではそれぞれ25万ドル(約3000万円)ほどの売り上げを記録している。一方、イギリスでの最低の興行収入をみると、この映画に多くの人が無駄金を使ったという考え方もできる。タイトルの「Momentum」(勢い、推進力)が決して意図的でないのにも関わらず、この結果を受けてむなしく響く。
アメリカでも先月、単館上映での公開が始まった。未だ興行成績は公開されていないが、正直オススメしない映画である。