恋人から振られてしまったら、とても辛い気持ちになりますよね。人によっては立ち直るのに何カ月、何年とかかってしまうことも。意を決して別れを切り出した方も、それなりの時間は立ち直るのに時間がかかるものです。このどん底の時間、どうすれば短くなるでしょうか？
■どのくらい時間がかかる？
女性は男性に比べて、失恋からの立ち直りが早いと言われることがありますが、実際にはどうでしょうか？ むしろ、「早く立ち直らなくちゃいけない」と考えて、無理して考えないようにしているだけかもしれません。実際は男女どちらも、次の恋が順調になって初めて、本当に前の恋人を忘れられるのです。
ある程度心構えをして覚悟をもって別れを切り出した方と、いきなり別れを切り出された方では、後者のほうが立ち直りに時間がかかるでしょう。いつも優しくしてくれていた恋人からいきなり「別れよう」と言われたなら、その喪失感はとてつもなく大きいものです。
■どん底の時間がもたらすもの
振られてしまった後にやってくるどん底の時間は、立ち直るために必要不可欠なものなのです。この期間は、思い切り落ち込んで良いのです。いつもなら夜に電話していたのに、もう相手はいない。一緒に行った旅行先がテレビに出ていてハッとしても、それを伝えることもできない。日常生活の色んなところで恋人の面影が浮かんできて、そのたびにつらい思いをするでしょう。
とことんまで落ち込むことで、別れがもたらす影響にきちんと向き合って、悲しみを消化することができるのです。「悲しんでいるヒマはない」と無理に明るくしなくて良いのです。そうして落ちるところまで落ち込んだら、ようやく回復に向かうことができます。
■早く立ち直るために
落ち込むだけ落ち込んだ後は、自然に任せていてもいつか立ち直ることができます。しかしその立ち直るスピードには個人差があります。ここからは、できるだけ早く立ち直るための方法をお伝えします。
「つらいけれど、恋人がいない生活に慣れた」と感じたら、次は自分の自信を取り戻していきましょう。「彼（彼女）とは、価値観が合わなかっただけ」と思えば、必要以上に自分を責めることもなくなります。ヨガに参加してみるとか、スポーツ観戦に行ってみるなど体を動かしてみるのも、心を軽くするのに効果的です。運動による爽快感が、「私はもう元気」だと教えてくれます。
別れはつらいものですが、そこからの時間をどう過ごすのかは自分次第です。とことんまで落ち込むことは必須で、そこからは意識的に気持ちを盛りたてていきましょう！
（ファナティック）