特撮作品にはヘンな名前の敵怪人が登場したりしますが、昭和時代の特撮は特に変わった名前の怪人が多くいました。中には「大人になっても名前を覚えている」という人もいるくらい、インパクトのある名前の怪人もいたりしました。今回は、そんな個性的な昭和特撮の怪人の名前を紹介します。
●アバラ仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)
スーパー戦隊シリーズの第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場した怪人。顔部分があばら骨で覆われている独特のデザインでした。ゴレンジャーの敵は「○○仮面」というネーミングパターンで、他にはパイナップル仮面などもいました。
●デビルアクマ(ジャッカー電撃隊)
スーパー戦隊シリーズの第2作『ジャッカー電撃隊』に登場しました。デビルも「悪魔」という意味なので「悪魔アクマ」ということになります。「頭痛が痛い」のような違和感を覚える名前です。
●青スジ怪人(バトルフィーバーJ)
スーパー戦隊シリーズの3作『バトルフィーバーJ』に登場した怪人です。個性的な名前の敵が数多く登場する作品で、この青スジ怪人もその一人。全身が青筋模様でした。先ほどのゴレンジャーにも青筋仮面というのが出ていました。
●ヒダリテ怪人(バトルフィーバーJ)
バトルフィーバーJでは、このヒダリテ怪人も個性的すぎる敵として有名。全身を大きな左手で包まれたようなフォルムでした。他にもシンゾウ怪人など体に関する名前の怪人が登場しましたが、なぜかミギテ怪人は登場しませんでした。
●ハシゴーン(仮面ライダースーパー1)
『仮面ライダースーパー1』に登場。その名前のとおりハシゴの怪人です。ひょうきんな見た目に反して意外と強く、ライダーの攻撃を器用にいなすなど柔軟性も兼ね備えていました。やり方次第では勝てたのでは……と思わせる怪人でした。
●ヤッタラダマス(仮面ライダースーパー1)
ハシゴーンと同じく仮面ライダースーパー1に登場の怪人。